全線完乗を目指すと、普段は通過するだけの短絡線も乗りつぶす必要がある。西武秩父駅付近には2本の短絡線があり、定期列車が土日祝日のみ・本数も極めて少ないため、事前にプランを組まないと1日で完乗できない。

西武秩父駅周辺の路線図

西武秩父駅の周辺は以下のようになっている。

オレンジ色が西武秩父線、青色が秩父鉄道秩父線。

西武秩父駅と御花畑駅は徒歩で乗り換え可能だが、路線上は接続されていない。しかし実際には、西武秩父線から秩父鉄道秩父線に乗り入れられるよう、赤と緑で示した2箇所で接続している。

赤は、横瀬駅から西武秩父駅を通らずに御花畑駅に繋がる路線で、西武から長瀞方面の直通列車が通過する。

緑は、西武秩父駅から三峰口方面に向かう直通列車が通過する。

2023年7月時点で、赤・緑のいずれも土日祝日のみ定期列車が走っている。

乗りつぶしプラン

2023年7月時点で、以下の経路で1日で完乗が可能だ。西武秩父線の列車が飯能駅始発のため、飯能駅からのルートを組んだ。

08:56–10:00飯能 → 影森 西武・秩父鉄道(緑ルート)589円
10:18–10:21影森 → 御花畑 秩父鉄道秩父線170円
10:25–10:30御花畑 → 西武秩父 徒歩
10:35–10:38西武秩父 → 横瀬 西武秩父線157円
10:51–10:55横瀬 → 御花畑 西武・秩父鉄道(赤ルート)157円

No.1の列車は長瀞・三峰口行きで、途中の横瀬駅で分割する。三峰口行きは緑ルート、長瀞行きは赤ルートを経由して秩父鉄道に入る。この方向の赤ルートは1日2本(No.1とNo.5)、緑ルートは1日1本(No.1のみ)。秩父鉄道内の列車番号は三峰口行きがS1、長瀞行きがS2。

後述するNo.5で赤ルートの列車に乗車できるので、ここでは緑ルートを経由し、秩父鉄道の最初の停車駅である影森駅で下車する。

No.2で御花畑駅に戻り、No.3で徒歩にて御花畑駅から西武秩父駅に移動する。御花畑駅と西武秩父駅は徒歩5分程度で、西武秩父駅から御花畑駅が見下ろせる位置にある。

本命のNo.5は西武秩父駅を通らないため、No.4で1駅手前の横瀬駅に戻る。

No.5は横瀬駅始発の長瀞行きで、1区間だけ乗車する。秩父鉄道内での列車番号はS6。

なお、赤ルートは秩父鉄道から西武に乗り入れる方向の列車はない。

これで赤・緑の短絡線を完乗できた。

別プラン(ボツ)

No.1の列車で三峰口行きに乗るとどうなるか検証する。

08:56 → 09:54飯能→御花畑 西武・秩父鉄道(赤ルート)157円
09:54 → 09:57御花畑→西武秩父 徒歩(間に合わない)
09:57 → 10:00西武秩父→影森 西武・秩父鉄道(緑ルート)170円

御花畑駅と西武秩父駅は徒歩で移動できるが、3分での乗り換えは現実的ではない。

駅構内や乗り換えで走ると危険なので、絶対にやめよう。

現時点では、はじめに紹介したプランが唯一の方法と思われる。