武蔵野線の北小金支線(南流山〜北小金、2.9km)は定期旅客列車がない貨物支線だ。常磐線と武蔵野線を結ぶ短絡線で、臨時列車でしか乗れない。
こうした貨物支線に乗るには、臨時列車の運転計画を見つけてルートから経路を予測する。時刻表の停車駅や過去の類似列車の情報から、自分が乗りたい短絡線を通るかを判断する。人気のある列車はすぐに売り切れるので、早めの予約が必要だ。
JR東日本水戸支社が臨時特急「小江戸川越の風」を日立〜川越間で運転すると知った。ルートを調べると、常磐線から北小金支線を経由して武蔵野線に入り、川越に向かう。北小金支線を通る臨時列車で、しかも普通の特急券で乗れる。団体列車ではないため、乗車のハードルが低い。
行程
車両はE653系7両編成。常磐(快速)線から北小金支線・武蔵野線・西浦和支線・大宮支線・東北貨物線・川越貨物線を経由して川越線に入るルートだ。日立始発だが、北小金支線・川越貨物線に乗れる最短区間として柏から乗車した。車内は川越観光を目的とした乗客が多く、貨物線ツアーとは客層が違った。特急券は柏〜川越で別途購入した。
北小金支線から川越へ
柏を出て常磐快速線を南下する。北小金を過ぎたあたりで快速線の上り線から分岐し、北小金支線に入った。武蔵野線の南流山方面へ向かう2.9kmの短い区間で、通過はあっという間だった。
武蔵野線に入り、武蔵浦和からは西浦和支線に入って別所信号場へ。別所信号場からは大宮支線に合流し、与野を経て大宮操車場で東北貨物線に入った。大宮駅では11番線に運転停車した。
大宮から川越線に入るが、通常の川越線は地下ホーム(21番線)を使うのに対し、この列車は地上の11番線に運転停車した。地上からは鉄道博物館の横を通り、日進付近まで繋がる川越貨物線を経由して川越線に合流する。
川越貨物線も通常の旅客列車では通らない区間で、北小金支線と合わせて一度の乗車で二つの貨物線を経験できた。
川越
10:05に川越着。ホームでは地元の人たちが歓迎してくれていた。臨時特急の到着を待っていたようだ。川越からは川越線で高麗川へ向かい、八高線、中央本線を経由して東京に戻った。
乗りつぶし成果
北小金支線(武蔵野線支線、南流山〜北小金、2.9km)を完乗。武蔵野線の支線についてはこちらの記事でまとめている。
全体の行程は、柏から川越まで臨時特急で貨物線を経由し、川越線・八高線・中央本線で東京に戻る大回りとなった。