ニューオリンズには路面電車が5系統ある。12(St. Charles)、46(Rampart/UPT)、47(Canal/Cemeteries)、48(Canal/City Park)、49(Riverfront)。このうち12系統は1835年開業で、現在も運行中の路面電車としては世界最古だ。
今回の滞在時間は約3時間。午前に空港に着き、13:45発のAmtrak「City of New Orleans」号でシカゴへ向かう予定だった。全5系統の完乗は到底無理なので、次回来たときに乗り残しをまとめて片付けられるよう、今回乗る系統と残す系統を選んだ。
空港から市内へ
5月の訪問。空港に10:25着。市内まではUberで約18分、料金は約$30。時間が限られていたため公共交通は使わなかった。
路面電車の運賃は1回$1.25。1日乗り放題のJazzy Pass($3)がLe Passアプリで購入でき、3回以上乗るならこちらが得。バスやフェリーにも使える。
ルート選定
路線図はNORTA公式サイト(PDF)で確認できる。
5系統すべてに乗るのは3時間では不可能だった。路線図を見ると、12系統(St. Charles)はCanal St.からSt. Charles Ave.経由でCarrollton方面へ大きくループしており、往復で1時間以上かかる。これを入れると他の系統に回す時間がなくなる。さらに12系統は一部区間で往路と復路の通りが異なるため、片道だけでは全線をカバーできず、結局往復が必要になる。今回は見送った。
48系統と47系統はCanal St.〜N. Carrollton Ave.間で線路を共有している。48系統に乗れば、47系統の共有区間もカバーできる。47系統の固有区間(Cemeteries〜Carrollton Ave.間)は短いので、12系統と合わせて次回に回せる。49系統(Riverfront)は他の系統と線路を共有しない独立した路線なので、今回乗っておきたかった。
最終目的地はAmtrak駅(Union Passenger Terminal)。ここに13:00頃までに着く必要がある。逆算して、48系統の終端から乗り始めて、Canal St.経由でAmtrak駅に向かうルートを組んだ。
結果、以下の方針にした。
- 48系統でMuseum of Art(終端)からCanal St.へ
- 49系統でCanal St.からFrench Market方面へ
- French MarketからAmtrak駅へ戻る
- 12系統と47系統は次回にまとめて乗る
乗車記録
10:25–10:43 空港 → Museum of Art
Uber. 約$3011:11–11:45 Museum of Art → Canal St.
48系統(Canal/City Park)11:45–11:55 Canal St.で乗り換え待ち
同じ停留所。屋根あり11:55–12:05 Canal St. → French Market
49系統(Riverfront)12:05–12:16 French Marketで雨宿り
スコール。停留所付近で待機12:16–12:46 French Market → Union Passenger Terminal
49系統から46系統に直通13:45 Union Passenger Terminal → シカゴ
Amtrak City of New Orleans号
48系統:Museum of Art → Canal St.
Uberで48系統の終端であるMuseum of Art停留所へ直行。ここはCity Parkと呼ばれる広大な公園の中にある。
11:11発の便に乗車。木製の内装で、歴史的なデザインを再現した車両だった。Museum of ArtからCanal St.まで約34分。車内はひたすら乗り続ける観光客が多く、地元の人の足として使われている印象はなかった。
49系統・46系統直通:Canal St. → French Market → Union Passenger Terminal
Canal St.で49系統(Riverfront Line)に乗り換え。同じ停留所で屋根があったが、本数が少なく約10分待った。
11:55発でFrench Marketまで約10分。路線の分岐点では専用の信号が設置されており、ポイント通過時に信号が切り替わるのが車内から確認できた。しかし、到着時点で激しいスコールが降り始めた。5月のニューオリンズは午後のスコールが多い。雨が激しく周辺の散策はできなかった。
11分ほど停留所付近で雨宿りし、12:16発の便でUnion Passenger Terminalへ。French MarketからAmtrak駅まではCanal St.を経由して約30分。
12:46にAmtrak駅到着。13:45発のCity of New Orleans号まで約1時間。Amtrakに乗り遅れるわけにはいかないので、余裕を持ったルートにした。
次回に残した系統
12系統(St. Charles Line):世界最古の路面電車。1835年開業で、Perley Thomas社製の900番台車両が現在も使われている。Canal St.からSt. Charles Ave.経由でCarrollton方面を大きく回る。一部区間で往路と復路の通りが異なるため、完乗には往復が必要。全区間未乗。
49系統(Riverfront Line):Canal St.〜French Market間は乗車済み。Canal St.〜Julia St.間が未乗。
47系統(Canal/Cemeteries Line):Canal St.からCemeteries方面へ向かう路線。48系統とCanal St.〜N. Carrollton Ave.間で線路を共有しており、この共有区間は48系統で乗車済み。Cemeteries〜Carrollton Ave.間が未乗で、Canal St.からはやや離れた位置にある。
46系統(Rampart/UPT Line):Elysian Fields Ave.からCanal St.経由でUnion Passenger Terminalを結ぶ。Basin St.〜Union Passenger Terminal間は通過済み。Basin St.〜Elysian Fields Ave.間が未乗。
結果は5系統中、完乗は48系統の1系統のみ。49系統はCanal St.〜French Market間は乗ったが、Canal St.〜Julia St.間が残っている。46系統はBasin St.〜Union Passenger Terminal間のみ通過。12系統は全区間未乗。47系統はCemeteries〜Carrollton Ave.間が未乗で、この区間はCanal St.からやや離れている。
なお、NORTAは各停留所間の距離を公開していないため、路線全体に対する正確な乗車率は算出できない。
未乗区間は12系統を除けばいずれも短い区間なので、次回の訪問で片付けられる見込みだ。ただし12系統は往復1時間以上かかるため、次回もある程度の時間を確保する必要がある。

