新金線(総武本線貨物支線)と馬橋支線(武蔵野線支線)は、どちらも定期旅客列車が走らない。乗りつぶすには団体臨時列車に乗るしかない。ネットで貨物線ツアーを探していたところ、「新金線いいね!区民の会」が企画する第3回新金線旅客化祈念号の宇都宮ツアーを見つけた。新金線と馬橋支線の両方を通る行程だったので参加した。

行程

08:46 - 09:20両国 → 千葉 団体 9373M
09:37 - 13:22千葉 → 宇都宮 団体 9374M → 9525M(新金線・常磐線・馬橋支線・武蔵野線・東北貨物線・東北本線経由)
13:30 - 16:00宇都宮で自由行動 餃子
16:27 - 18:37宇都宮 → 上野 団体 9526M

車両はE257系9両編成(OM-93編成)。座席は複数の種類があり、主なものは窓側席(14,000円)、通路側席(10,000円)、並び席2名利用のペアシート(1名12,000円・計24,000円)。乗車券は両国〜千葉、千葉〜宇都宮、宇都宮〜山手線内の3枚に分かれていた。

両国から千葉へ

両国駅を8:46に出発。参加者は鉄道ファンが多いが、家族連れもいた。列車はまず総武本線を千葉方面へ走り、千葉駅で折り返す。千葉では17分ほど停車し、折り返して新小岩方面に戻った。

新金線

千葉から戻った列車は新小岩操車場に入り、一旦停車した。ここから新金線に入る。

新金線は新小岩信号場駅と金町駅を結ぶ総武本線の貨物支線で、全長6.6km。葛飾区内を南北に貫いている。普段は1日数往復の貨物列車しか走らない単線で、葛飾区が旅客化を検討している路線だ。ツアー名の「旅客化祈念号」はそこに由来する。

沿線には撮り鉄が多かった。普段旅客列車が通らない線路をE257系が走るのだから、沿線住民にとっても珍しい光景だったと思う。住宅街の中を単線が通っている異質さが印象に残っている。新小岩操車場から金町まで約13分。

馬橋支線から大宮へ

金町から常磐線に入り、馬橋へ。馬橋から武蔵野線の馬橋支線に入る。馬橋支線は馬橋駅と武蔵野線の本線を結ぶ短い支線で、こちらも定期旅客列車がない。武蔵野線の支線についてはこちらの記事でまとめている。

馬橋支線の通過はあっという間だったが、定期旅客列車では乗れない区間をようやく乗れたという感覚があった。その後、武蔵野線を経由して東北貨物線へ。東北貨物線は東北本線に並走する貨物線で、湘南新宿ラインなど一部の旅客列車も走る。大宮を経由して宇都宮へ向かった。

宇都宮

13:22に宇都宮着。到着後は自由行動で、豚嘻嘻で餃子を食べた。行列ができていたので、宇都宮で餃子を食べる予定なら時間に余裕を持っておいた方がいい。

帰りは団体列車で東北本線を上野まで戻った。18:37着。

乗りつぶし成果

今回の乗車で新たに乗りつぶしたのは、新金線(総武本線貨物支線、新小岩信号場〜金町)と馬橋支線(武蔵野線支線)の2路線。どちらも定期旅客列車がなく、団体臨時列車でなければ乗れない。こうしたツアーは不定期に開催されるので、貨物線の乗りつぶしを進めたい場合はこまめにチェックする必要がある。